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執筆者の写真ナカジマ

僕が経営戦略にこだわる理由

更新日:2023年2月1日


「戦略」。僕が使うといかにも物騒なこの言葉。

文字通り元々は軍事用語で、それをいつの頃からか経営コンサルタントがビジネスに転用したらしいのですが。


戦争は死にものぐるいでかかってくる相手に勝利しなければならないものです。負けは死を意味しますので。この「戦争」の途方もなさが、ビジネスの途方のなさに似ているので使われるようになったのだと理解していますが。





この「途方もない」ことをやろうとするにもかかわらず、なぜか過去の成功事例とそこから抽出されたデータを元に何かの方向性(答え)を導き出そうというのがそもそも無理があるのです。虫のいい話なのです。


未来は不確定であり、且つ、量子コンピュータですら予測できないほど複雑であるのはご存知のとおりです。


それだけ不確定要素の多い"未来"に向かってビジネスを成功させようとしているのです。一緒に会社を支えてくれている社員の生活を長期で守ろうとしているのです。


そんな途方もないことを実現しようという時に、気合と根性だけで戦略も持たずに最前線に突っ込むでしょうか。


事前情報やデータから確実視されることだけをするのであれば、且つ、資金も人員も贅沢にそろっているのであれば、綿密な計画を立て、ベストなチームを編成し、力を思いっきり出し切るだけでことは済むわけです。


では、商売において確実視できる未来はあるでしょうか?

好きなだけ制約なく使える予算や人員がそろっている環境はあるでしょうか?


もちろん、ビジネスではそんなケースはありませんね。

ほとんどの場合で、条件には制約があります。その上、未来は不確実です。


文字通り「途方もない」ことを10年かけてでも実現しようと強く思っているのであれば、やはり構想し尽くされた戦略が不可欠となってくるのは言うまでもないでしょう。


みなさんは自分の会社の経営戦略を語れますか?

そもそも経営戦略をお持ちですか?


最後までお読みいただきありがとうございました!



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